2024年7月3日 、旧優生保護法（1948～96年、旧法）の下で不妊手術を強制されたのは憲法違反だとして、障害者らが国に損害賠償を求めた5件の訴訟の上告審で、最高裁大法廷（裁判長=戸倉三郎長官）は、旧法を「立法時点で違憲だった」とし、国に賠償を命じる判決を言い渡した。最高裁が法令を違憲と判断したのは戦後13件目で、立法時点で違憲だと明示したのは初めて。
東京外国為替市場で円安が進み、円相場は一時、1ドル＝161円90銭台まで値下がりして、1986年12月以来、およそ37年半ぶりの円安水準を更新しまた。
2024年7月4日 、2東京株式市場で、ＴＯＰＩＸ（東証株価指数）が史上最高値を更新した。一時２８９０．５２ポイントまで上昇し、１９８９年１２月以来、３４年半ぶりの高水準となった。
2024年7月5日 、イギリス下院（定数650）の総選挙は開票が進められ、野党・労働党が221議席を増やして412議席の単独過半数を獲得し、14年ぶりに政権を奪還した。キア・スターマー党首はこの結果を受けて新首相となる。保守党は、現職閣僚や元首相ら有力議員の落選が相次いだ。
2024年7月6日 、イラン大統領選の決選投票で、改革派マスード・ペゼシュキアン元保健相が、保守強硬派サイード・ジャリリ最高安全保障委員会元事務局長を破り、当選した。改革派の大統領としてはハタミ元大統領以来、19年ぶり。
2024年7月14日 、米国ペンシルベニア州で13日に開かれたドナルド・トランプ前大統領の集会で、トランプ氏が狙撃され右耳に血がついているのが確認されたが、命に別条はなかった。トランプ氏を負傷させた襲撃犯とみられる人物は死亡した。集会の参加者1人も死亡した。
2024年7月24日 、総務省は、住民基本台帳に基づく人口動態調査を発表した。1月1日時点の日本人は1億2156万1801人で前年から86万1237人減った。減少は15年連続で、前年比の減少幅は1968年の調査開始以来、最大となった。外国人は11.01%増えて過去最多の332万3374人となり、初めて300万人を超えた。外国人を含む総人口は1億2488万5175人だった。
2024年7月26日 、パリオリンピックが開幕した。夏のオリンピックとしては初めてスタジアムの外で開会式が行われた。参加する選手団は、市内を流れるセーヌ川で大小さまざまな船に乗っておよそ6キロにわたってパレードを行いました。また、開会式当日にフランス国内の高速鉄道TGVの複数の路線で沿線の設備が燃える事件が起きた。
2024年7月31日 、日本銀行は金融政策決定会合で、追加利上げと国債買い入れ減額計画を同時に決定した。政策金利を0～0.1％から0.25％程度に引き上げた。
